オホーツクの色 いろいろ 蕎麦の花

soba3蕎麦の白い花。
蕎麦好き農家が自家用に栽培するとか、限られた栽培者だけになっていた時期があったが最近の蕎麦人気のせいか蕎麦の畑があちこちで見られるようになった。

かって「蕎麦」は不意の来客用の備えや、熱湯と生醤油だけで空腹を満たすことが出来る祖母の家の常備の一つだった。当時は常温でしか保存できないから段々香りが失せ、遂には酸っぱくなってしまう。新蕎麦の香りは子供にも分かった。


小さな花で目立たないがこの時期になると収穫期の麦畑の茶色や成長中の甜菜など濃緑色の中で広い面積がくっきりと白くなる。「蕎麦の白い花」を見ると「新蕎麦の香り」、「黒い蕎麦」、「ソバガキ」、「家の鶏」などと次つぎと浮かび上がって来る。






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